おいしいお茶を作るためには、生産農家の方々の協力なくしてはできません。杉本製茶では、通常のJAへの供給農家ではない、私たちの理想とするお茶づくりに取り組んでいただける農家の方々と長年の信頼関係と相互研究により独自のお茶栽培に取り組んできました。
杉本製茶は金谷地区に位置するため、「牧の原のお茶」と考えられるかもしれませんが、実はそうではありません。私たちは、大井川の流れに沿った山間(やまあい)のお茶だけにこだわります(牧の原台地一般的に平坦です)。
山間ですから、急な斜面での作業のしにくさ、肉体的な労力は計り知れません。通常の平坦で、朝から晩まで日が射しているようなお茶畑と違い、朝夕は霧に包まれ、過酷な自然条件の中でたくましく育ったお茶は香気成分が醸成された奥深さ、山間の茶ならではの新鮮な香りを放ちます。
私たちの役目は、その山間のお茶品質の高さをいかにして維持するかを、生産農家の方々に伝え、指導し、農家の方々と寝食を共にする位の熱心さで「うまいお茶づくり」に取組むことです。そして、生産農家と共に栄えるためのあらゆる努力を惜しまないことです。
苦労して育てたお茶は味わい深いものがあります。
実際、山間で作られたお茶は、夏場を過ぎても劣化することはありません。私たちの理想とする香り高く、味の濃い山茶はこうした山間栽培へのこだわりから誕生します。 |